各種法要の種類

2017年11月20日

法事や法要というのは行ったことはあるけれど、具体的にどんな意味で行っているのか良く判らない方も多いものです。今回は各種法要の種類についてお話して行きたいと思います。


法事や法要とはなんでしょうか?法事や法要とはなんでしょうか?

亡くなった方のご冥福をお祈りして供養をすることを言います。亡くなった方が、あの世で良く報われるようにとお祈りをするのです。

普段、法要と法事という言葉は同じ意味で使用されることがありますが、法事は法要を含めてその後の食事をしたりする全部のことを言います。法要は住職にお経をあげてもらう時に主に使います。

○初七日

まず、初七日という法事を行います。初七日とは命日から7日目に行うのですが、今はお葬式の後に同時に済ませてしまうことが多いです。

初七日は仏教では亡くなった方が三途の河のほとりに着く日で、亡くなった方の生前の行動によって成仏が出来るか判決が言い渡される大事な日とされています。亡くなった方が何事もなく成仏できるように行います。

○忌日法要

そして、命日から14日目の二七日、命日から21日目の三七日、四七日、五七日、六七日、七七日(四十九日)と死後七日ごと四十九日まで法要があります。これを忌日法要と呼びます。

○忌明け

四十九日が終わると忌明けになります。忌明けの後に忌明けが何事もなく済んだというお知らせとお礼の挨拶と一緒に香典返しが贈られます。
今では、忌日法要は簡単に済まされていることが多くて、有名な法要は初七日と四十九日、そして一周忌です。

一般的な法要を詳しく教えてください。一般的な法要を詳しく教えてください。

○四十九日

四十九日とは、亡くなった日から49日目の間魂がこの世をさまよっていてこの日に極楽浄土へ行けるか判定される日とされています。

百か日とは、亡くなった日から100日目に行う法要のことです。この100日で区切りをつけて悲しんだり泣いたりするのをやめる日という意味です。

しかし、今では略されることが多いです。

○一周忌

一周忌とは、亡くなってから一年目の命日に行う法要のことです。 一年後の月命日に、親戚や知人の多くに集まってもらって供養と会食をします。最近では、皆さんが集まりやすい命日より早めの土日などに行うことが多いです。

○喪明け

一周忌が終わると喪明けになります喪明けとは、喪中が終わることを言います。

○弔い上げ

三回忌、七回忌、十三回忌、十七回忌、二十三回忌、二十七回忌、三十三回忌、五十回忌があります。三十三回忌か五十回忌で法事は終了します。このことを弔い上げと呼びます。
一般的には、十三回忌が満十二年目で大きく行われます。

○周忌の数え方

一周忌と違って三回忌から亡くなった満年数から一年引いた年に行います。三回忌は一周忌の次の年に行うわけです。

○新盆

新盆は亡くなって初めて迎えるお盆のことです。お盆というのは先祖を供養する儀式のことですが、初めてのお盆は特に大切に行われます。亡くなった年のお盆に行われますが、四十九日の前にお盆が来る場合は新盆を次の年に行います。

最近の法事最近の法事

亡くなってから7日目に行うのが初七日、7日ごとに四十九日まで法要があります。百か日は亡くなってから100日目に行う法要ですが、略されることが多くなりました。

一周忌はもっとも大切な法要で、たくさんの人に集まってもらって取り行うことが重要です。一周忌が終わってから喪明けになると三回忌、七回忌、十三回忌と行っていきます。
十三回忌は亡くなってから満12年で、大きく取り行うのが一般的となっています。

みなさんで集まって、亡くなった方の思い出などを語り合うことは大変意味のある供養になります。言葉や行いを知っていても意味まではなかなか理解されていない法要ですが、亡くなった方が無事に成仏できるように心を込めて執り行いましょう。


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