初めての納骨

2017年10月29日

本日(大雨の中)行われた〇〇家御納骨・・・

通常、お墓がある方は「49日法要」当日に納骨をします。

ただし、気持ちの整理がつかなかったり、もう少し自宅に…

という考えの方は、しばらく自宅にお骨を置いておかれる方も

いらっしゃいます。

納骨の日程については、決められた期限がないので、

御遺族の方が、納得のいく日を選んでいただければと思います。

 

初めての納骨では、よくこんな質問を受けます。

「当日の服装は何を着ていったらよいか?」

「お供え物は、どんなものを用意したらよいか?」

「費用は、何にどのくらいかかるか?」等々・・・

 

服装に関しては、ご住職をお呼びする場合、

(お坊さんは正装されていますので)

喪服(礼服)を着用するか、略式喪服または、黒っぽい平服

を着用されるとよいでしょう。

 

お供物は、果物・お酒・和菓子など色々ですが、

故人を偲ぶ気持ち

特に好きだった食べ物等をお供えするとよいと思います。

また、宗派に合ったお供え物を選ぶ事も大切です。

 

費用に関しては、ご住職にお渡しするお布施、祭壇使用の有無、

お花の準備、石材店への彫刻料、納骨手数料など・・・

やり方によっても様々ですので、打ち合わせの際、お尋ね下さい。

 

ご自宅に置かれているお骨を、お墓に埋葬するというと、

また、寂しさや悲しさが増してきて、不安になる

というお客様の声を聞くことがあります。

お墓は、故人のものだけではなく、

「今を生きている人のもの」でもあると思います。

自宅とはまた別の場所へ赴き、故人を偲ぶ。

自分自身の気持ちの整理をつけたり、

また新たな気持ちに切り替えたり、

「生きていたら、多分こう言うだろうなぁ~」と想像したり・・・

お墓の前で御冥福を祈り、「見守っていてください」

と手を合わせながら、お参りする。

 

そして、また一歩良い方向へ進んでいただければ・・・

 

(柏中央霊園)