生前墓とはどういうものなのでしょうか?

2018年2月28日

生前に墓を立てるのは縁起が悪いと耳にしたことはありませんか?お墓は人が死んでから入る場所で、それを前もって準備しておくのはあまり気持ちのいいものではないからです。

ましてや、先祖代々の墓があるのに新しく買う必要があるのか?と思う人もいるかもしれません。

しかし、現在では生前に葬儀をする「生前葬」や、生前に墓を建てる「生前墓」が少しずつ浸透している事実もあり、今後の生前墓の在り方が注目されています。

生前墓

なんで生前に建てるといいのか?なんで生前に建てるといいのか?

生前墓の歴史は古く、道教では生前墓を「寿陵(じゅりょう)」といい、長寿、子孫繁栄、家内円満など縁起のよいものとされています。秦の始皇帝や聖徳太子は、不老長寿を願い寿陵を立てたと残されています。

また、仏教では「逆修」といい、生前に功徳を積みなさい(努力をしなさい)という教えもあります。いずれにしても、生前墓は、歴史的観念からは縁起のよいものとされていると言えます。

ただし、現代人の多くはこの歴史を知る人が少なく、生前墓に対する現代人の想いは変わってきているようです。不老長寿を願わなくても、違った理由から生前墓を立てる人は多くなりました。

生前墓を建てる人はどんな人?生前墓を建てる人はどんな人?

生前墓を選ぶ人には、それぞれ理由があり必ずしも同じだとは限りません。では、どんな理由があるのでしょうか。現代の特徴を考慮してあげてみます。

・自分が死んだときに、残された親族に負担をかけたくない
・老後、墓のことで悩みたくない
・人生に満足して一生を終えたい
・自分だけのオリジナルの墓を立てたい
・満足して墓の中で眠りたい

などです。

核家族化の増加、結婚の減少、高齢者の独り暮らし、墓の継承者がいない、先祖代々の墓があっても入りたくない、夫婦二人だけで入りたいなどの理由もあげられます。

墓参りのなどの慣習や伝統文化の薄れ、地域の人たちとの交流の薄れ、地元を離れ都会への移住などが増えていく一方でお墓や葬儀に対する選択肢が大きく広がっています。

そのなかで現在の時代に合った方法が生まれ、私たちはその情報をうまく取り入れていく必要があります。

メリットメリット

生前墓を建てるメリットをあげてみます。

・時間に縛られず、納得のいくまで自分に合った墓を見つけることができる
・自由に、思い通りに仕上げることができる
・自分が死んだあと、残された親族に大きな負担がかからないですむ
・死んでから墓を早く建てなければならない、というプレッシャーがない

などです。

法的にもメリットがあり、相続税は「所有権」にのみ発生するもので、お墓は「使用権」になるので非課税財産となります。なので、相続される方の負担が軽くなります。

デメリットデメリット

生前墓を建てるデメリットをあげてみます。

・霊園や墓地によっては、生前墓を断るところもある
・早めに墓を建てあとに好条件の物件が見つかることがある

などです。

生前墓を建ててから家族や親族とトラブルにならないように、建てる前には相談したり、費用の問題を解決しておくといいかもしれません。

まとめまとめ

生前墓に対して、まだ生きているのに縁起が悪いというイメージがありますが、古来の教えからすると悪いものではないと言えます。

現代で生前墓を建てる方は、古来の考え方を知っているというよりも今後のことを考えての方が多いものです。生前墓を建てることでのメリットやデメリットをきちんと把握した上でじっくり時間をかけて検討しましょう。

お墓という大切なものであり、生前墓とはいえ建てたら終わりというわけではなく維持も必要になるわけですから家族や親族とも相談することでも揉めることが避けられます。

人は誰でも帰る場所があると安心します。それは死んでからも同じで、お墓は最期の家、第2のマイホームと言われるように、安心して「死」を迎えたいですね。



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