霊園と寺院墓地の違い

2017年10月1日

お墓を購入しようと思った時に、まずどこに建てたら良いか迷うと思います。
霊園や寺院墓地が候補に挙がってくると思うのですがこの2つの違いが良く判らないという人も多いでしょう。
今回は霊園と寺院墓地の違いについてお話ししたいと思います。


霊園とは何でしょうか?霊園とは何でしょうか?

霊園とは、郊外のとても広い公園の中にある墓地で都道府県.市区町村などの自治体が運営している公営霊園と、財団法人や宗教法人が運営している民間霊園があります。

○公営霊園
公営霊園には条件があり、親族ということ、遺骨があるということなどが使用する条件になっています。

都市での募集は少なくなってきていますが、郊外では募集していることが多いです。永代使用料や管理費が比較的安く設定されている場合が多いようです。

○民間霊園
民間霊園は、使用する人の資格が制限されていないことや、宗派などが限定されていないので選びやすいです。

霊園にして良い事と言えば、とても広い公園の中の綺麗で美しい場所にあるということや、建てるお墓の形などが決まっていないこと、宗派などを気にしなくて良いこと、檀家のような責任を負わなくて良いことです。
また、送迎バスや駐車場、その他施設などサービスが充実しているところが多いです。

しかし、公営霊園と比較すると永代使用料や管理費は多少高い場合があります。

寺院墓地とは何でしょうか?寺院墓地とは何でしょうか?

寺院墓地とは、お寺が運営している墓地です。建てようと思ったお寺の檀家にならないとお墓を建てられません。

檀家制度は、墓地を持つ権利であることと、お寺を維持していく義務を負うということになります。お寺に寄付をしたりお寺の行事に参加したり、お寺を修復したりする場合などに力を添えることになります。

お墓の形や大きさは決められていることが多いです。宗派は限定されていて、入壇しないと墓地が持てないということもあるので確認すると良いでしょう。

お墓を購入するときの注意点はありますか?お墓を購入するときの注意点はありますか?

霊園で法要などを行う場合、お坊さんを霊園に招けるかどうかや永代使用権の相続の問題などを確認しておくことが大事です。

霊園や寺院墓地のそれぞれのルールとして、墓地や納骨堂を使用する時の期間はどうなっているのか、契約を取り止めたい時はどうしたら良いのかなど事前に確認しましょう。

霊園と寺院墓地を決める条件は?霊園と寺院墓地を決める条件は?

霊園と寺院墓地はそれぞれに条件などが決まっていますので、まずは事前にそれを確認して行くことが大事です。

立地条件などは実際に見に行って、周りの状況は静かな環境にあるかどうか、交通の便が良くて足を運びやすい所にあるかを確認しておきましょう。

駐車場は広いか、利用する施設などは充実しているかどうか、実際にお参りに行った時に利用しやすい墓地であるかどうかも大事です。

これらを総合して、安心できる場所と思える所が好ましいでしょう。一番の決め手は、お墓が家族にとって希望する場所にあるかどうか、ということが大事なので、最終的には家族全員で話し合って決めましょう。


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